橋を渡って出町柳の上京区側に入るとすぐのところに古い商店街があります。
ふだんは白味噌屋さんぐらいにしか行かないのですが、今日は八百屋さんへ。
先週ぐらいから、京都産の朝掘りたけのこが出るようになりました。
そして見るなり一目ぼれするような、きれいなクリーム色のたけのこに出会い、
即買い。
洛西・塚原産の中くらいの大きさで、1300円。
たぶん安い。
おばさんに「糠なんか入れたらあかん」と茹で方を指導されました。
新鮮で灰汁なんかないから、水だけで茹でないともったいないんだそうです。
曲がったたけのこのほうが甘みがあるとも(根拠はよくわからん)。
ご指導にしたがって水から30分ほど(ふつうよりだいぶ短い)茹で、
刺身にして、わさび醤油で食べました。
甘くて、おいしい。
幸せ。
明日は新もののわかめといっしょに若竹煮にします。
このまえは八幡市美濃山の朝掘りたけのこで、刺身・若竹煮・たけのこご飯
とフルコースを楽しみました。
この春は胃が痛くなるほどのたけのこ三昧です。
八百屋のついでに商店街の小さい本屋で「マーガレット」創刊50周年号を買い、
たけのこ弁当を買い、研究室の前に植える花の苗と土を買い、
よろけるほどの大荷物で出講しました。
うーん、旨そう! 春の味覚ですねえ。旬のものをていねいに頂くというのは最高の文化的行為。
返信削除舌が短い季節の記憶とつながるところがなんともぜいたくです。それに東京まで運んだら結構な値段になるはず。地産地消が結局一番おいしく、自然の理にかなっていますね。
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