2013年4月16日火曜日

京都御所のクレソン

住んでいるところの目と鼻の先にありながら、どうも足を踏み入れがたかった御所。
昨日、トイレを借りるという尾籠な理由で初めて敷地に入ってみたら、八重桜が
満開でした。
それはたいへん美しく、しばし見入っていたのですが、たわわの花の重みで
垂れ下がった枝の間を分け入ってゆくと小川が流れていて、よく見るとそこに
阿蘭陀辛子、すなわちクレソンが群生していました。

前の晩、だいぶ不健康な夜を過ごし、からだがビタミンを欲していたので
小川のきわまで入っていき、クレソンをひと束摘み、小川の水で洗って
その場でばりばり食べました。
辛みが強くて、濃い味で美味しく、また摘みに戻ってしまいそうです。

「野生のクレソンを食べた」という認識ですが、ひょっとしたら皇室から盗みを
はたらいたということにもなるのでしょうか。

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