2014年7月15日火曜日

京阪のカリブ海愛好者?

今朝、京阪特急に京橋から乗り込んできた女性、有無を言わせぬ迫力で私のバッグをどかせ、ボックス席の隣にどかっと座ってきたのですが(重いからって、脇に置いていた私が悪いんですが)、やおら何か文章のコピーを取り出して読み出しました。
最近、電車で活字を読んでいる人は珍しい。
私はちょうど伊藤比呂美の『読み解き 般若心経』を読んでいて、ふたり並んで紙の活字なんてほんと稀だななどと思いながら、見るともなくちらっと目に入ってきたお隣の活字は、
「エドゥアール・グリッサン」「島々」「関係」「カリビアン・ビエンナーレ」……

「カリビアン・ビエンナーレ」ってあるんですね。
何の本のコピーだろう? いったい彼女はどういう人だろう? しかも関西でこんなことって?
とーっても気になりましたが、怖くて声をかけられませんでした。