自分のための読書時間がめっきり減っているのが悩みの種ですが、
代わりというか、いっそ授業準備をインプットの機会にしてしまおうと考える今日この頃です。
フォークナー「熊」、古川日出男『馬たちよ、それでも光は無垢で』、和合亮一「詩の礫」、
川上弘美『蛇を踏む』、多和田葉子『犬婿入り』。
これがひとグループ。
フアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』、目取真俊「水滴」「面影と連れて」、安部公房
「変形の記録」、伊藤比呂美『日本ノ霊異ナ話』、景戒『日本霊異記』。
これでひとグループ。
カフカ『アメリカ(失踪者)』、ストローブ=ユイレ「階級関係(アメリカ)」、多和田葉子
『容疑者の夜行列車』『旅をする裸の眼』、ラフカディオ・ハーン「チータ」。
これでひとグループ。
最近とみに短期記憶と集中力が衰えている身に、これら全部まとめて熟読・把握するのは
もはや毎度のこととは言え、きつい。
しかし、われながらいい並びだと思います。
聞いたらお得だよと心から言えます。
そして一気読み(観・聴き)した私も得しました。
2013年11月15日金曜日
2013年11月5日火曜日
人のエネルギー
何かここしばらく、仕事全般に関して空回り感や幻滅を感じることが多かったのですが、
ここに来て、というのは、本作りの最後の最後に来て、俄然希望を感じてきました。
勢いのある仕事ぶりというのは、周囲の色を変えますし、相乗効果で全体の力が増していきます。
そういう価値に鈍感になりやすいのがフォークナーのいう「中年期」の人間なのでしょうが、
歳は中年でも、老人や若者の素直なものの考え方を心がけたいと思います。
とにかく、来月初めに本が出るのが今ようやく楽しみです。
ここに来て、というのは、本作りの最後の最後に来て、俄然希望を感じてきました。
勢いのある仕事ぶりというのは、周囲の色を変えますし、相乗効果で全体の力が増していきます。
そういう価値に鈍感になりやすいのがフォークナーのいう「中年期」の人間なのでしょうが、
歳は中年でも、老人や若者の素直なものの考え方を心がけたいと思います。
とにかく、来月初めに本が出るのが今ようやく楽しみです。
2013年7月25日木曜日
書くことについて
最近翻訳されたスティーヴン・キングのエッセイ、『書くことについて』。
授業準備のために読みながら、はからずもひとりで爆笑の連続です。
下ネタ、というか、どちらかというと子供じみたスカトロネタの比喩を使い、
的確な創作技法を語れるのがすごい!
一番笑ったのは、「履歴書」の章にあるツタウルシの葉っぱでお尻をふいてしまう
エピソードかな。
私はどうもひたすら生まじめというのが苦手で、まじめな仕事やまじめな研究を
前にしても突然ふざけたくなることがあるのですが、そんな気分にぴったりの本です。
「書き方」といっても著者はもちろん英語を念頭に置いており、それが日本語訳として
書かれているわけだけれど、「受動態と副詞は臆病な作家が使う」とか英語の勉強にもなるなあ。
そして日本語に当てはめて考えられることも多い。
「いいものを書くためには、不安と気取りを捨てなければならない」
同感。
でもまだまだ道は長いです。
授業準備のために読みながら、はからずもひとりで爆笑の連続です。
下ネタ、というか、どちらかというと子供じみたスカトロネタの比喩を使い、
的確な創作技法を語れるのがすごい!
一番笑ったのは、「履歴書」の章にあるツタウルシの葉っぱでお尻をふいてしまう
エピソードかな。
私はどうもひたすら生まじめというのが苦手で、まじめな仕事やまじめな研究を
前にしても突然ふざけたくなることがあるのですが、そんな気分にぴったりの本です。
「書き方」といっても著者はもちろん英語を念頭に置いており、それが日本語訳として
書かれているわけだけれど、「受動態と副詞は臆病な作家が使う」とか英語の勉強にもなるなあ。
そして日本語に当てはめて考えられることも多い。
「いいものを書くためには、不安と気取りを捨てなければならない」
同感。
でもまだまだ道は長いです。
2013年6月20日木曜日
お知らせ:『南無ロックンロール二十一部経』書評
アート、音楽などについての選りすぐりの情報を網羅したカルチャーニュースサイト
CINRA.netに、書籍のレビューが掲載されています。
「咆哮(ハウリン)する経典の破壊的な重さ
――古川日出男『南無ロックンロール二十一部経』
ものすごい重量の本で、「なんなんだこれは!!」という衝撃をなんとかがんばって
文章にしました。
すごいテンションで二度熟読した~~!
よかったら読んでみてください。
http://www.cinra.net/review/20130620_book_furukawa.php
私にとってはウェブマガジン・デビューです。
CINRA.netに、書籍のレビューが掲載されています。
「咆哮(ハウリン)する経典の破壊的な重さ
――古川日出男『南無ロックンロール二十一部経』
ものすごい重量の本で、「なんなんだこれは!!」という衝撃をなんとかがんばって
文章にしました。
すごいテンションで二度熟読した~~!
よかったら読んでみてください。
http://www.cinra.net/review/20130620_book_furukawa.php
私にとってはウェブマガジン・デビューです。
2013年6月11日火曜日
梅酒二本目
前回の追記的内容ですが、備忘録として。
昨日、梅酢を作ろうとしたところ、やっぱり梅酒も足りないような気がして、
半分は梅酢、半分は梅酒にしました。
梅酢
梅(南高梅)500グラム、米酢1本、氷砂糖500グラム
梅酒(辛口、たぶん)
梅500グラム、ホワイトリカー900ml、氷砂糖200グラム
関西のほうが和歌山産梅の販売期間は少し長いかも……?
糠漬けもまた始めました。
まずはきゅうり。
生の水茄子も出始めたので、糠床の量をもう少し増やしたら漬けます。
昨日、梅酢を作ろうとしたところ、やっぱり梅酒も足りないような気がして、
半分は梅酢、半分は梅酒にしました。
梅酢
梅(南高梅)500グラム、米酢1本、氷砂糖500グラム
梅酒(辛口、たぶん)
梅500グラム、ホワイトリカー900ml、氷砂糖200グラム
関西のほうが和歌山産梅の販売期間は少し長いかも……?
糠漬けもまた始めました。
まずはきゅうり。
生の水茄子も出始めたので、糠床の量をもう少し増やしたら漬けます。
2013年6月6日木曜日
今年の梅酒
今しがた、二年ぶりに梅酒を漬けたので、急いで備忘録に。
和歌山の南高梅1キロにサントリーの果実酒用ブランデー1,9リットル強、
氷砂糖は550グラムです。
(お酒のパックに1、8リットルと書いてあったけど、量ってみたらだいぶ多かった。
良心的ですね)
過去のブログを遡ると、
2011年は梅1キロに対し、リカー1、35リットル、砂糖300グラムでやや辛口、
2010年はブランデー1、3リットル、砂糖400グラムでやや甘、
2008年はリカー1リットル、砂糖380グラムで甘口。
算数に弱いのでわからないのですが、この感じだと今年のはやや甘ぐらいでしょうか。
それと過去のブログに、6月9日を「梅酒ロックの日」と命名し、今後はこの日に漬けよ
と書かれていました。
今日はまだ早かったわけです。
以前は非常勤を6校かけもちしており、6月が一番忙しかったので、
関東では6月一週目しか売っていない南高梅を買ってすぐ下処理し、梅酒作りを
するのは、けっこう大変でした。
今のほうが総じて忙しいけれど、時期的な集中と移動ということでは、あの頃は
きつかったなあ。
近所の自然食品店で買った南高梅はものすごく大ぶり肉厚でこれまでで最高のもの。
さすが産地に近いということか。
関東では一週間限定でしたが、まだしばらく売っているようなら、もう一本ぐらい
今度は辛口のを漬けたいです。
和歌山の南高梅1キロにサントリーの果実酒用ブランデー1,9リットル強、
氷砂糖は550グラムです。
(お酒のパックに1、8リットルと書いてあったけど、量ってみたらだいぶ多かった。
良心的ですね)
過去のブログを遡ると、
2011年は梅1キロに対し、リカー1、35リットル、砂糖300グラムでやや辛口、
2010年はブランデー1、3リットル、砂糖400グラムでやや甘、
2008年はリカー1リットル、砂糖380グラムで甘口。
算数に弱いのでわからないのですが、この感じだと今年のはやや甘ぐらいでしょうか。
それと過去のブログに、6月9日を「梅酒ロックの日」と命名し、今後はこの日に漬けよ
と書かれていました。
今日はまだ早かったわけです。
以前は非常勤を6校かけもちしており、6月が一番忙しかったので、
関東では6月一週目しか売っていない南高梅を買ってすぐ下処理し、梅酒作りを
するのは、けっこう大変でした。
今のほうが総じて忙しいけれど、時期的な集中と移動ということでは、あの頃は
きつかったなあ。
近所の自然食品店で買った南高梅はものすごく大ぶり肉厚でこれまでで最高のもの。
さすが産地に近いということか。
関東では一週間限定でしたが、まだしばらく売っているようなら、もう一本ぐらい
今度は辛口のを漬けたいです。
2013年6月4日火曜日
初写経
昨日は引率者として奈良の薬師寺へ遠足に行きました。
前回来たのは高校の修学旅行のときですから、じつに三〇年以上ぶり。
ここで念願の写経を経験しました。
お堂へ入るとき、まず丁子、つまりクローヴをひとつ渡されます。
写経しているあいだじゅう、浄化のため、口に含んでおくのです。
象のかたちの入れ物に入ったお香をまたぎ、席に着きます(香象)。
それから般若心経の書かれた紙の上に透き通った和紙を重ねる。
ゆっくりと墨を摺り、小筆で上からなぞってゆきます。
お堂は広く、それなりに人はいるのに静か。
書いていれば無になれるかと思ったけれどそうそうなれず、邪念が次々
頭をよぎる。
そのうち、260何文字のなかで一番よく出てくるのが「無」だなと気づきます。
「無」ってなんでこういう字なんだろう、と思っているうち、「無」を書いて
いるときだけ、無になれるようになりました。
うちは曹洞宗なので、般若心経はわりと馴染みがあり、頭のなかで
お経の声が聞こえてきます。
奇しくも先週来、ちょうど一年前に亡くなった父が何度も夢枕に立って
うなされるので、関西までも来てるのかーと何度も自分で朗読していた
ところでした。
母方のほうで馴染みのある浄土真宗の浄土三部経と読み比べたりしてみると、
断然内容がいけてる気がします。
理解しているのかと言われればまったくそのステージには達していませんが、
とりあえず完全に暗誦して、いつでも唱えられるようにしたいなあ。
写経についても、なんだか書き終えてすきっとしたので、またやってみたい
感があります。
前回来たのは高校の修学旅行のときですから、じつに三〇年以上ぶり。
ここで念願の写経を経験しました。
お堂へ入るとき、まず丁子、つまりクローヴをひとつ渡されます。
写経しているあいだじゅう、浄化のため、口に含んでおくのです。
象のかたちの入れ物に入ったお香をまたぎ、席に着きます(香象)。
それから般若心経の書かれた紙の上に透き通った和紙を重ねる。
ゆっくりと墨を摺り、小筆で上からなぞってゆきます。
お堂は広く、それなりに人はいるのに静か。
書いていれば無になれるかと思ったけれどそうそうなれず、邪念が次々
頭をよぎる。
そのうち、260何文字のなかで一番よく出てくるのが「無」だなと気づきます。
「無」ってなんでこういう字なんだろう、と思っているうち、「無」を書いて
いるときだけ、無になれるようになりました。
うちは曹洞宗なので、般若心経はわりと馴染みがあり、頭のなかで
お経の声が聞こえてきます。
奇しくも先週来、ちょうど一年前に亡くなった父が何度も夢枕に立って
うなされるので、関西までも来てるのかーと何度も自分で朗読していた
ところでした。
母方のほうで馴染みのある浄土真宗の浄土三部経と読み比べたりしてみると、
断然内容がいけてる気がします。
理解しているのかと言われればまったくそのステージには達していませんが、
とりあえず完全に暗誦して、いつでも唱えられるようにしたいなあ。
写経についても、なんだか書き終えてすきっとしたので、またやってみたい
感があります。
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