2013年2月19日火曜日

世界文学ナビ:カリブ編


ここのところ著者の方々からの情報が立て続けにあり、知ったのですが、
毎日新聞月曜日の朝刊で「新世紀・世界文学ナビ:カリブ編」が連載されているらしい。
「らしい」というのは、関西版では探せど探せど見つからなかったから。
ようやく毎日のウェブサイトで探し当てました。
1月から始まっていて、昨日のダニー・ラフェリエールでもう7週目。
 
以下がラインナップです。(カッコ内はナビゲーター)

1.デレク・ウォルコット(栩木伸明)
2.アール・ラヴレイス(中村和恵)
3.フリア・アルバレス(都甲幸治)
4.ジュノ・ディアス(都甲幸治)
5.マリーズ・コンデ(くぼたのぞみ)
6.パトリック・シャモワゾー(小野正嗣)
7.ダニー・ラフェリエール(立花英裕)

一般には知られていない、でも読めばぜったい面白い作家ばかりが
コンパクトに紹介されていて、すごくいい「ナビ」なのに、
東京版でしか読めないなんてもったいない。

新聞の紙面というのは、東西でずいぶん作りが違うのですね。
あらためて関西版の文化面を見てみると、
やはり日本の伝統文化関係の話題が中心。
身近で親しみがあるのでしょうが、外の世界の情報が少ないのは少し寂しい。

今時、新聞の紙面など大した影響力がないかもしれず、
ネットで情報入手ができればいいのかもしれませんが、
今でも紙の新聞の日常的・視覚的効用を信じている私としては
一人間の興味の形成に関わってくる問題だという気がしてしまいます。

ともあれいい企画ですので、関西地方の人はネットででも読みましょう。



 





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