2012年6月22日金曜日

週末の授業

今週末は、今年度私が新しく担当する文学の授業のうち、ひとつ目をおこないます。
とりあえずいくつかの材料を集めてみました。
宮崎駿のアニメ作品『ハウルの動く城』、室町時代物語大成より「うばかは」(姥皮)、
堀江敏幸の『いつか王子駅で』、大江健三郎の「人間の羊」、ミラン・クンデラの『カーテン』など。

これをどう構成するかはここでは書きませんが、
「創作を目ざす人たちへ」と題して、創作する立場でどのように文学作品を読むかということを、段階を踏みながら一緒に考えようと思います。

それにしても「うばかは」、愛知や山形、新潟など日本各地に伝わってきた話のようですが、発想がめちゃくちゃ面白いです。
「皮」を着るとなぜ若い娘が老婆の姿になれるのか、さっぱりわけがわかりません。
古文など大の苦手だったのに、気合いで読めば読めてしまうこともわかりました。
これが年の功ということなのかもしれません。

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