2012年10月25日木曜日

シャモワゾー来日とそのついでに

パトリック・シャモワゾーが京都にやってきます!
この来日にともない、いくつかのイヴェントが組まれているようです。

まずメインの講演会はこちら。

11月15日(木)17時より
立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム
「カタストロフィと正義」
講演者:パトリック・シャモワゾー
ディスカッサント:ポール・デュムシェル
司会:西成彦
モデレーター:中川成美

11月12日(月)18時30分より
紀伊國屋書店
「文学の力」
パトリック・シャモワゾー×大江健三郎
司会:堀江敏幸

11月17日(土)
アンスティテュ・フランセ東京
「口承性とエクリチュール」
パトリック・シャモワゾー×吉増剛造

話を聞けるのが楽しみです。

この来日に合わせ、東京と京都でやる「ポストコロニアル文学」授業の内容を
当然ながらシャモワゾー特集に変えました。

比較的最近翻訳が出た『カリブ海偽典』をしっかり準備する時間はなかったので
『テキサコ』を扱います。

2012年10月19日金曜日

長谷川潤、ハワイを踊る

BSプレミアムで木曜の夜中に放映している「長谷川潤 ハワイを踊る」。
すばらしい番組で、今や毎週心待ちにしているのですが、あまり宣伝していないため、
半分ぐらい見逃してしまったのが悔やまれます。

ハワイ島育ちのモデル、長谷川潤が、フラの偉大なクム、ナラニ・カナカオレさんにカヒコ(古典フラ)を習うのです。
まずその振付がたいへん力強く、かっこいい。
当然、テレビの前で一緒に踊っていますが、ぜひとも模倣をきわめて全部踊れるようになりたい。
長谷川潤は足腰は意外に弱いようだけど、振付の覚えも早く、四肢がのびやかなので
とても美しく見えます。

そして毎週、ハワイ語で語られるハワイのさまざまな神話やメレ(詠唱)も楽しみですし、
場所や植物の紹介なども充実していて、フラをその本来のスピリットから
紹介しているのがいいです。
今日は、長谷川潤はおじさんとタロイモ(カロ)を収穫し、熱々に茹でたこれをつぶして作る主食、
ポイを作っていました。
少し酸味のある味と記憶していますが、できたてのポイは甘い!と長谷川潤が言っていました。

こんな番組を見るにつけ、やはりそろそろ自分も踊りたくなってくる。
京都にすばらしい指導者がいるというのは東京のハーラウで聞いていましたが、
そんなところに飛び込むほどの時間的余裕は今現在ない。
たまに軽ーくでいいから踊りたいなと思いながら歩いていて、
つい鴨川べりのスポーツクラブに入会してしまいました。
いや、ここに会員なら誰でも参加できるフラのプログラムがあったもので。

2012年10月11日木曜日

消えたマルチニック料理店

今年の初め、思えばまだ東京在住だった頃ですが、京都を散歩していたら、
なんと御所の目の前に「カリブ海サンドイッチ屋」を見つけました。
メニューや店構えをみると、どうやらマルチニック本場の味らしく、非常に
興味を掻き立てられました。

まさかその近所に自分が住むことになるとは、その頃は思ってもいなかったのですが、
ぜったい行こう、通いつめることになるのでは?という期待と予想とは裏腹に
足を運ぶ機会もないまま10か月ほど。

先週、通勤のバスのなかからふと見ると、店がもぬけの殻になっている!
結局、一度も京都のマルチニックを味わうことはできませんでした。
京都の、しかも御所の前にこんな場所があることがすばらしかったのに。
非常に残念!

ところで、スケジュールはもちろん心の余裕なく、7か月暮らして寺社仏閣のひとつも
見ていません。
来月ぐらいには一日二日、夏休みをとれるよう、がんばって切り抜けたいです。